提灯 2007/07/15 (Sun)

今日は親子+犬+友人で、参拝問題で揺れる某神社へ行ってきました。
毎年この季節には『みたま祭り』という祭りが行われます。
神輿も出れば、屋台も100を超える盛大なもの。

祭りは賑やかですが、
戦争で亡くなられた方たちへ多くの提灯などが捧げられている様子が美しくも悲しいのです。

何列にもなって並ぶ提灯の隙間を、子供らが駆け回って遊んでいした。
戦没者に捧げられた灯りも、子供らにとっては格好の遊び場。
無邪気に走り回る子供らを、戦没者達はどんな思いで見ているのでしょう。

どんな追悼の言葉よりも、元気の遊びまわる子供らの姿。
日本はこんなに平和な国になりました。
これがきっと何よりの慰めになっているのではないか。
そんな事を思います。

昨年タレントの伊東四郎氏が、自身のイラストと共に、こんな言葉を寄せていました。
『お父さん、お母さん、貴方達の守った世の中が、おかしなことになってきています』

平和ボケと言われようと何だろうと、子供らが安心して住める世の中を作っていかねばなりませんね。
これから僕らの世代の仕事です。